【保育博2022出展レポート①】保育園の人事評価クラウド/保育・教育ビジネス&サービスに特化した見本市に出展しました!

投稿日:2022年11月28日
こんにちは、ネクサスの高橋です。
この度ネクサスは、今月21日・22日の2日間にわたり東京国際フォーラムで開催された「保育博2022」に出展しました。数あるブースの中から、ネクサスのブースへお立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございました。
このような見本市には初出展でしたが、とても活気があって楽しい場でした。その様子を少しお届けしたいと思います。
そもそも保育博って?
保育博は、2019年から開催されている保育業界初の商談見本市です。コロナ禍に見舞われながらも毎年開催され、年々その規模を拡大しています。公式サイトによる開催趣旨は以下の通りです。
保育博とは
日々、子どもたちと向き合うことで忙しい園経営者、保育従事者、および購買担当者の皆様が効率よく新製品、新サービスの導入のための商談ができる保育・教育ビジネス&サービスに特化したビジネス見本市「保育博」がさらに進化して開催します。170社を超える多様な出展者による新製品、新サービスの展示やプレゼンテーションに加えて、業界の著名人による主催者セミナーや、保育従事者の日々の業務に直結するエデュケーショナルセミナーを開催し、2日間の交流の場・学びの場から総合的な情報発信を行います。
主催:保育博実行委員会
保育博公式サイト(https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html)より
主催者事務局:メッセフランクフルト ジャパン(株)
メディアパートナー:パステルIT新聞[(株)サンロフト]/ベビーテック[(株)パパスマイル]
保育博2022開催概要
どんな展示があるのか
保育施設の日々の運営で必要な什器、備品、製品、サービスが集うビジネス商談見本市として、下記のようなものが展示されていました。私たちも178社すべてを見て回ることはできませんでしたが、保育業界に関わる会社やサービスってこんなにたくさんあるんだ!と驚かされました。
- 保育施設用家具・建材
- 保健・衛生用品
- 給食サービス
- 寝具サービス
- 玩具・知育玩具
- 大型遊具
- 運動用具
- 学習教材・教育サービス
- 防犯、見守りシステム
- 業務効率化システム
- 安全管理システム
- 人材派遣・仲介サービス
- 研修・人材育成サービス
- 園舎設計・リフォーム業者
- 保育業界雑誌
会場の様子を見た印象としては、やはり保育業界のIT化が進んでいると感じました。知らなかった新しいシステムや確かにこれ便利!と思うようなサービスがたくさんあり、業界を活性化させるヒントが保育博に詰まっていると思いました。
もちろん、実際にモノやサービスを目にして手に取って体験できる、というのも見本市の大きなメリットです。私自身が来場者の立場なら、作り手の想いや考えを直に聞いてサービス導入を検討できるのも魅力的だと思いました。コロナ禍によって様々なものがリモートやオンラインでできるようになったことはとても良いことですが、リアルの良さも改めて感じる機会となりました。
魅力的なセミナーも
保育博2022では、展示の他にセミナーも開催されていました。保育業界の最先端をいくような方々が専門分野のテーマについて語る貴重な機会とあって、「セミナーの聴講を目的に遠方から来た」という方も多くいらっしゃいました。セミナー会場は2箇所ありましたが、どちらも立ち見の方が出るような大変な盛況ぶりだったといいます。
私たちネクサスは、たまたまブースの目の前がエデュケーショナルセミナー会場だったこともあり、その様子を目の当たりにしました。セミナー開始30〜15分前には聴講者の行列ができるくらい人が集まり、新しい情報や知識を学びたいという保育関係者が多くいることを再認識しました。
CAN-PATH -人事評価クラウド-/ネクサスのブースの紹介
さて、ネクサスのブースでは、保育施設専用人材育成支援クラウド「CAN-PATH」の人事評価クラウドを中心に展示しました。

背景に掲示しているこの穴埋め問題、皆さんはどのくらい答えられますか?

ブースを訪れた保育施設の管理者の方々も唸る難問だったようです。ネクサスの考える答えをお伝えして「スッキリ!」「確かに納得!」と盛り上がる場面もありました。
保育施設専用人材育成支援クラウド「CAN-PATH」
私たちネクサスが提供する「CAN-PATH(キャンパス)」は、保育者向けのオンライン研修と保育施設向けの人事評価クラウドの2つのサービスです。保育に関わる人と組織を活性化するために、人の学びと組織の仕組みの両面から人材育成を支援しようと作りました。

保育博2022では、人事評価クラウドの展示をメインにしていましたが、クラウドシステムと言っても業務効率化だけを目的にしているものではありません。紙で実施している評価をパソコンでできるようにするといった方法だけの提供ではなく、どうしたら保育施設で効果的な人事評価ができるのか、という園で運用できる評価の仕組みを提供しています。
もちろんクラウドシステムなので今日から始めよう、と思えば利用することも可能です。そのために、保育施設で使える評価シートのテンプレートもご用意しています。さらにそこから一歩踏み込んで、「あなたの園で使える評価シートづくり」のお手伝いもしているのが私たちネクサスです。
保育博2022の会場では、ブースを訪れた保育施設の管理者の方々に園の人事評価の現状をお聞きしながらCAN-PATHのご案内をしました。保育施設に限らずですが、人材育成の課題はどの組織にもあるもの。その解決の一つの手段としての人事評価についてお話しさせてもらいました。お話しした皆さんの園にとって少しでも役立つヒントをお渡しできていたら嬉しいなと思います。
保育博に行ってみよう!
今回、出展者として保育博2022に参加しましたが、来場者としても行ってみたい見本市だと感じました。出展サービスの内容は多岐にわたるものでしたが、共通しているのは「保育業界を盛り上げたい」「より良い保育のためにより良いサービスを提供したい」という想いだと思います。
実際に園に取り入れたいサービスに出会えるかもしれないですし、そうでなくても業界最新のモノ・コト・知識に出会えるのは間違いありません。特に保育施設を経営する方や管理者の皆さんは、このような場で刺激を受けることで園に還元できることが多くあるのではないでしょうか。そんな情報収集、情報交換が活発に行われてるのも特徴です。
この見本市は今のところ東京(保育博)と大阪(保育博ウエスト)で年に2回開催されており、2023年の開催も決定しています。
保育博ウエスト2023
― 保育・教育ビジネス&サービスフェア―
日時:2023年7月19日(水)-20(木) 10:00-17:00
会場:マイドームおおさか
保育博2023
― 保育・教育ビジネス&サービスフェア―
日時:2023年11月21日(火)-22(水) 10:00-17:00
会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館
来場するには事前登録が必要ですが、もちろん登録も来場も無料です。遠方からいらっしゃる方々は会場が広いのもあって2日間かけて見て回られる方も多いようですよ。とある来場者の方は「会場に着いてから10,000歩も歩いたよ」とおっしゃってました。いろんなブースでノベルティを配っているので、帰りには荷物が倍になっているなんてこともあるようです。
今回のレポートでは、保育博を知らないという方にも少しでも様子をお伝えするべく、保育博の全体像についてお話ししました。次はネクサスのブースの様子をもう少し詳しく掘り下げます。ブースにいらっしゃった方とどんなお話をしたのか、どんな方々がいらっしゃったのか…次回もお楽しみに!
記事作成者:株式会社ネクサス 高橋杏奈